【初級編】水槽メンテナンス手順大公開

水槽のメンテナンスは時間も手間もかかりますよね。

しかし、シンプル且つしっかり水槽をきれいにすることができるテクニックがあることをご存知でしょうか。

本日は当社のスタッフも実践している基本的なメンテナンス手順を解説していきます。

まだやったことがない!なんて項目がありましたら是非ご活用くださいね!

 

 

水槽メンテナンス手順

【熱帯魚水槽】

1.コケ取作業

2.水草メンテナンス

3.低床クリーニング

4.水換え

 

【海水魚水槽】

1.コケ取作業

2.パイプのお掃除

3.水換え

 

最低限の作業項目は多くても4つ、すぐに真似できそうですね!

では詳しくご説明していきましょう。

【熱帯魚水槽】のメンテナンス手順と気を付けること

1.コケ取作業

初めに、水槽表面に付着したコケを、メラミンスポンジ又はブラシクロス・ジラコヘラを使用して除去していきます。

 

水槽とソイルの際の部分は、ジラコヘラを使用し、優しく落としていきましょう。

※この際に気を付けなければいけないことが、メラミンスポンジはガラス表面を研磨することで汚れを落としていくので、

アクリル水槽の場合は水中のみの使用、優しくこすることを意識してみてください。

また、ヘラで水槽接着部分を傷つけてしまうと水漏れの原因になりますので十分気を付けてください。

 

2.水草メンテナンス

レイアウトした構図に従って直していくようにし、伸びてしまった水草や枯れて見栄えの悪い水草をトリミングしていきます。

水草の状態を見分けるポイント

・黄色く弱い色をしている水草が育っている場合は、二酸化炭素の添加量が少ないと考えられます。

・黒髭ゴケの発生は水質に原因がある場合がほとんどなので、水質のチェックと対策を行いましょう。

・枯れている水草やしおれている水草は思い切って抜き取り、元気な水草に十分栄養が行き届くようにしましょう。

 

3.低床クリーニング

低床にたまった熱帯魚のフンや食べ残しなど、水槽に悪影響を与えるアンモニアをきれいにしていきます。

ホースの先端にクリーナーを装着し簡単に吸い上げることができます。

ここでポイント!

クリーナーの中の水が透明になるまでは水を開放しないこと。

濁っている水を開放してしまうと水槽に汚れが舞い水質悪化につながります。

 

4.水換え

抜いた量と蒸発した分の水を作り、注水します。

注水する際のポイントは、水に手を添えること!

そうすることによって、水槽内のレイアウトが崩れることなく、優しく注水することができます。

水撥ね防止にもなりますのでやってみてください。

 

【海水魚水槽】のメンテナンス手順と気を付けること

1.コケ取作業

初めに、熱帯魚水槽と同様コケ取作業を行います。

この際に底砂が水槽内に舞わないよう、優しく波を立てないようにするとお魚への負担がぐっと減ります。

 

2.パイプのお掃除

濾過槽とつながっているパイプ部分のお掃除をすると、見た目もよく濾過機能が取り戻せます。

水が出ている先端のみ、パイプブラシでこするだけでもきれいになりますよ!

 

3.水換え

こちらも熱帯魚水槽と同様、抜いた量と蒸発分を注水します。

ここで大切なことが、お水を作る際に、水槽内と作った水の比重を合わせるようにすること。

お魚に元気がない、サンゴが開かない、この理由は比重が高いからかもしれません!

まめに測ってあげるとお魚も喜びます!

【初級編】水槽メンテナンス手順大公開 まとめ

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

水槽のメンテナンス手順、最低限のことで十分水槽を維持していくことができます!

初めは慣れない作業ですが、何回かやっていくうちに作業時間も短縮され

熱帯魚にとってストレスがほとんどないメンテナンスができます。

水槽に手を入れている時間は短いに越したことはないので、時間を測って行うのも一つの手ですね!

 

水槽を維持していくことはできますが、何かしらの問題は起こると思います。

その際は必ず対処法を調べて早めに実践してください!

よくあるトラブルについても今後ブログでお話していきたいと思いますので、更新お楽しみに!

ではまた月曜日にお会いしましょう。