人気の海水魚と特長を徹底解説

前回に引き続き、本日は水槽素材が選ぶ お客様から人気の海水魚3選をご紹介いたします!

熱帯魚に比べてカラフルな生体が多い海水魚ですが、どんな所に住んでいるのか、どうしてそうなったのかなど

意外と知らない海水魚についての特長も解説いたします。

豆知識をたくさんつけてアクアリウムの世界をより楽しみましょう!

水槽素材が選ぶ お客様から人気の海水魚 3選

第3位に輝いたのは・・カクレクマノミ

某有名映画でお馴染みのカクレクマノミは、見た目の愛らしさと知名度でとても人気が高いです。

縄張り意識が高く産卵期は気性が荒くなるため、メンテナンスをしていると勢いよくつつかれることも多々ありますが、

そこもかわいい所なんですよね。

 

第2位に輝いたのは・・シマキンチャクフグ

おちょぼ口が人気のシマキンチャクフグは、日本では沖縄でみられる小型フグです。

肝臓や卵巣に毒をもっているので刺激しないよう注意が必要ですが、

おとなしい性格なので毒のせいでほかの生体が死んでしまうことはほとんどありません。

 

第1位に輝いたのは・・ハタタテハゼ

基本的におとなしい性格のハタタテハゼは、縦に伸びた背びれが特徴的で愛らしい見た目をしています。

水質変化にも弱くないため、初心者の方にお勧めです。

大人にはもちろん、お子様にも人気があるので水槽に入れると喜ばれる海水魚です!

海水魚ってどこに住んでるの?

⦅海水魚の生息地⦆

海水魚の生息地はかなり広く、場所ごとに特長があるため、今回は1~3位に輝いた人気の海水魚の生息地をご紹介します。

1.カクレクマノミ

温帯から熱帯にかけてのサンゴ礁の海に生息しています。

イソギンチャクの持つ毒に耐性があるため、ほかの魚に捕食されないよう住処にしています。

クマノミの生態として面白いところが、雄が雌に性転換することです。

群れの中で一番大きい個体が雌、その次に大きい個体が雄となります。

野生では10年から20年ほど生きると言われています。

 

2.シマキンチャクフグ

相模湾、伊豆諸島、琉球列島、小笠原諸島など広く分布しています。

おとなしい性格のため混泳ができますが、水質にはやや敏感なので気を付けてあげましょう。

寿命は5年前後、長い個体で7年といわれています。

給餌すると素早く寄ってきてたくさん食べてくれるとてもかわいらしい性格をしています。

 

3.ハタタテハゼ

サンゴ礁、内湾、湾口部に生息し、浅い所にいるのでダイビングでよく見ることができます。

しかし人見知りな性格のため、ほとんどは岩に隠れてしまいます。

寿命は5~7年と言われていますが、飛び出し事故が多いため電気をつける時などは必ず蓋することが大切です。

 

⦅カラフルな体の謎⦆

ここでは、保護色の可能性と警告色の可能性が挙げられます。

また、比重が高いほど色が濃くカラフルになる傾向にあります。

 

・保護色の可能性について

生息地に多く生息しているカラフルなサンゴに隠れることができるように

自身の体を似せることによって敵から身を守るためカラフルになったと言われています。

 

・警告色の可能性について

毒をもつ生き物の場合、危険だということを相手に伝えるためにカラフルな色をしていると言われています。

海水魚の魅力

海水水槽ではサンゴを飼育できる他、生体同士の共生を楽しめる点が魅力的です。

熱帯魚にはないカラフルな色合いを楽しむことができ、空間に彩を与えてくれます。

海水水槽は管理の手間がかかりそうと思われがちなのですが、意外とそんなことはなく、

やってみると生体の成長やサンゴの繁殖が見てわかるので楽しくなってきます。

熱帯魚水槽よりも揃えるものは多いですが、魅力的な部分が多く感じます!

人気の海水魚と特長 まとめ

皆様本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回は、水槽素材が選ぶ人気の海水魚についてお話いたしました。

生体の種類は数え切れない程いますが、皆様の推し海水魚はどの子でしょうか?

私はランクインしていたハタタテハゼや、水槽の中で活発に動いてくれるシラヒゲウニを推します!

明日は何をお話ししましょう、リクエストがあればぜひコメントにて教えてくださいね!