【初心者でもできる】水槽レイアウト構図について

SNSでよく見る美しい水槽レイアウトの数々、ほとんどは水槽レイアウトの基礎工図から成り立っています!

私は初めて水槽レイアウトをした時、見ていた画像を参考にしたり教材を読んでみたりしましたが、なかなか難しいなと感じました。

同じような経験をされている方のために、ここでは基礎構図とコツをご説明いたします。

構図とは

まず初めに、構図とはなにかご説明していきます。

 

水槽レイアウトの構図とは、流木や溶岩石・水草などの素材を使い、水槽のどこに配置していくかを決めることです。

構図がうまくできると、美しい水槽に完成させていくことができます。

 

今回のブログでレイアウト博士になり、自分好みの水槽を完成させましょう!

 

基礎構図の種類

ここでは、基礎構図にはどのような種類があるのかをご説明していきます。

基本的な構図は3つに分かれています。

 

1.三角構図

水槽左右の片方に頂点を決め、反対側へと流れるような傾斜をつけてレイアウトする構図です。

基礎構図の中でもバランスがとりやすく、美しいレイアウトにすることができます。

 

2.凸型構図

水槽中央に頂点を決め、左右に空間を作り出すレイアウト構図です。

小型水槽に向いていて、自然と熱帯魚が外側に遊泳するため、鑑賞しやすいと言われています。

 

3.凹型構図

水槽の左右にボリュームを持たせ、中央に空間を作るようにレイアウトする構図です。

アシンメトリーにする事で、より自然なレイアウトが完成します。

三角構図を美しくレイアウトするコツ

三角構図を美しくレイアウトするためのコツをお話していきます。

 

1.配管を隠す

水槽には欠かせない配管、見えてしまうとどうしても気になりますよね。

そんな時は流木や水草で隠してしまいましょう!

そうすることで左右片側に頂点を定めやすくなり、うまく構図を決めることができます。

 

2.上に伸びる水草を頂点に配置する

水草には様々な種類がありますが、成長過程で上に伸びていく有茎草などは

水槽の後方・頂点になる位置に配置することによってレイアウトを美しく導いてくれます。

 

3.高低差をはっきりつける

頂点から片側に流れるような構図を意識し高低差をはっきりさせることで、

奥行きが感じられるレイアウトにすることができます。

凸型構図を美しくレイアウトするコツ

凸型構図を美しくレイアウトするコツをお話していきます。

基礎構図の中では一番バランスがとりにくく難しいとされています。

 

1.中央にはっきりとボリュームを出す

メインとなる溶岩石や流木を中央に高さを出すように配置し、

そこから裾野へと流れるようにレイアウトするとバランスよく美しい形にすることができます。

メインにする素材はなるべく存在感のあるものを選ぶと、よりかっこよくレイアウトがしやすくなります。

 

2.目の引く色の水草を中央に配置する

赤や明るい緑など、目を引く色の水草を中央に配置することにより、

人間の本能で視線を引き付けることができます。

その為、はっきりと分かりやすい凸型構図に完成させることができます。

 

3.水草のトリミングに力を入れる

水草は背を伸ばしたりボリュームが増えてきたりと、日に日に成長してくれますよね。

そこで必要不可欠となるのが、トリミング作業です。

人間の髪が伸びるのと同じように、水槽をきれいなレイアウトのまま保つためには水草を散髪してあげる必要があります。

少し整えるだけで印象が変わります。

 

凹型構図を美しくレイアウトするコツ

凹型構図を美しくレイアウトするコツをお話していきます。

 

1.左右中央のバランスとメリハリ

中央が吹き抜けて見える開放的なレイアウトが特徴的な凹型構図。

その為、いかに中央部分に空間を作り出せるかが重要になります。

左右にしっかりとボリュームを出してあげると、中央の吹き抜けが強調され美しくレイアウトにすることができます。

この際に、左右非対称にするとより自然なレイアウトにすることができますよ!

 

2.水槽のサイズはワイドなものがおすすめ

左右にボリュームを出す凹型構図は横幅を要するため、

キューブよりもワイドな水槽を選ぶとレイアウトがしやすくかっこよくなります。

 

3.奥行きの演出

凹型構図は基礎構図の中でも奥行きを演出しやすい形です。

素材を使って道を作ったり水草の配置を工夫することで奥行きのある美しいレイアウトが完成します。

道を作る際は遠近法を使い、手前になるにつれ道が広がるようにレイアウトしてみてください。

【初心者でもできる】水槽レイアウト構図について まとめ

本日は基礎となる水槽レイアウトについてお話していきました。

さあ水槽立ち上げるぞ!となってもレイアウトがなかなか決まらないなんてこともありますよね。

そんな方は今回の構図パターンを踏まえてご自身の水槽にあったレイアウトに挑戦してみてください!

また、やりたいレイアウトに合わせて水槽のサイズを決めたりするのもおすすめです。

 

3つの構図に共通する点は、素材配置のバランスと選び方、頂点と空間のメリハリなんてところでしょうか。

初めは難しいですが、かっこいいな!と思う方のレイアウトを真似してみるのもありですよね。

 

そして、水槽素材の販売画面では、おすすめの配置スタイルで商品画像を掲載しているので

よろしければ参考にしていただけると幸いです。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうござます! ではまた明日お会いしましょう!