流木に関するよくある質問

流木に関するよくある質問の解決ページ
アクアリウムに関する流木の悩みはここで解決

水槽素材では、スマトラウッドやエレファントウッド、スラウェシウッドだけでなく、流木についていろいろご相談をいただきます。流木のアクは抜くのか、白カビは出るのか、金魚には合うのかなどのお客様から寄せられる代表的な流木に関するご質問について、水槽メンテナス経験20年の知識を踏まえてしっかい回答していきたいとおもいます。 

流木から出るアク問題


流木のアクの原因と対策を解説
流木のアクは簡単に消せます

流木を水槽に入れることで、灰汁のようなものが水槽内に溶け出し水が茶色くなることがあります。

 

まず、最初にみなさまに知っていただきたいことは、水槽素材で販売している大人気流木のスマトラウッドやエレファントウッドに関しては、目立つアクはほとんど出ないため、私はアク抜きをせずに使用しています。

 

今まで数千本販売しましたが、購入したお客様からアクに関してのクレームは一切無いため、ご安心いただけるかとおもいます。

 

その他メーカーの流木に関しましては、ほとんどの流木からアクが発生するかとおもいます。

アクが発生することで、アク抜き剤を使用したり煮たりする方もいらっしゃるかもしれませんが、私は使用しません。

 

なぜなら、アク抜き剤や煮たりする作業をしたことがありますが、完全にアクを抜ききることが困難、または時間がかかるためあまりおすすめしません。

 

そもそも、アクというのは弱酸性を好む多くの熱帯魚にとって大きな問題ではありません。

ブラジルのアマゾン川などの生息する熱帯魚は、ブラックウォーターと呼ばれる茶色い水の中を好んで生息しているからです。

 

茶色の水の正体は、流木や落ち葉から溶け出す腐植酸などにより発生します。

では、生体に害が少ないとしても水槽を鑑賞するときに気になるという方もいるかとおもいますので、ここで水槽素材おすすめのアク抜き方法をご紹介します。

流木のアク抜き方法

水槽素材では、流木のアク抜きを活性炭で吸着することをすすめています。

 

流木が手元に届いたら、そのまま水槽に入れます。

そこで、流木からアクがでる恐れ場合は、ろ過フィルターの中に超高性能な活性炭を入れて吸着させることをおすすめします。

 

私のおすすめは、キョーリンから発売されているブラックホールと呼ばれる活性炭です。

私がいままで使用してきた活性炭のなかで、圧倒的に吸着能力が高くおすすめです。

 

しかも、流木をすぐ水槽に入れて使用することができますので、流木のアク抜きには強くブラックホールを使うことをおすすめします。

流木が浮いてしまう問題


流木が浮いてしまう原因と対策
水質に影響の少ない溶岩石はおすすめ

水槽素材で扱っているスマトラウッドやエレファントウッドも、はじめは浮いてしまいます。

 

スマトラウッドについては2〜4週間程度あればほとんど自力で沈んでくれますが、エレファントウッドについては1ヶ月経過しても完全に沈まない流木もありますので、ここは差が出てきます。

 

では、そのように流木が自力で沈むようにできるのか、その方法を紹介します。

 

流木の浮き防止対策

私の場合、はじめて流木を使う場合は浮いてしまう前提として重石をのせます。

重石をのせることで、水槽レイアウトをしている時や、その後流木が浮いてしまうのを防止することができますのでおすすめです。

 

この時の重石で注意することは、必ず自力で沈んでくれるまで石はどかさないということ、そして水質が変わりにくい石を選んでいれることをおすすめします。

 

例えば、水草水槽を設置管理していくなかで、龍王石などの硬度を上げてしまう石を多用して重石に利用すると、水草の生長に支障が出てしまう可能性が高まります。

 

私は、溶岩石を複数使用して流木を沈めるようにしています。

 

最初は石ばかり目だち気になるかもしれませんが、グッと我慢をするようにしましょう。

流木の白カビ問題


流木の白カビの原因と対策を解説
白カビは対処方法があります

流木を入れると、ものによっては白いモヤモヤしたカビが発生することがあります。

 

水槽素材で販売している流木も、大型の流木は白カビが発生しやすいと感じています。

スマトラウッドの小型サイズは、あまり白カビが発生したのを見たことがありませんし、困ったこともありません。

 

大型になればなるほど、白いカビが発生しやすくなると経験上感じています。

 

流木から発生する白カビ対策を紹介します。

流木の白カビ対策

流木の白カビを対策するには、ヤマトヌマエビと水流が非常に大切です。

 

まずヤマトヌマエビですが、白カビを綺麗に掃除してくれる非常に重宝できる生体となります。

私のケースで言えば、最近水槽素材で扱っている流木で最も大きいエレファントウッドを使用した際に、白カビがかなり発生しました。

 

120センチ水槽ですが、その時ヤマトヌマエビを30匹程度投入し対応しました。

白カビを抑制、解消するためにはある程度数をまとめて入れることをおすすめします。

 

続いて水流ですが、水流を当てていたほうが白カビは消えやすいと経験上感じています。

ただの水流ではなく、ろ過フィルターから流れてくる水流を当てて白カビを解消してみてください。

 

ヤマトヌマエビと水流を併用して流木の白カビ対策、そして水換え時に白カビをブラッシングし吸い出せば、1ヶ月程度で頑固な白カビも消えてくるとおもいます。

 

流木の白カビにお困りの方は、ぜひ、チャレンジしてみてください

流木と相性の良い熱帯魚


流木を使用した場合のメリット、デメリットを解説
流木には観賞魚とのメリット、デメリットがあります

アマゾン川や弱酸性を好む多くの熱帯魚にとっては、流木を入れることで多くのメリットがあります。

 

流木から滲み出るアクは、酸性質の水質に傾けるため、弱酸性を好む熱帯魚にとっては安心して過ごしやすい環境にすることができます。

 

また、流木があることで隠れ家を作ることができます。

水槽内に隠れ家があることで、コリドラスなどの底物生物にとってホッとする場所を設けることができます。

 

流木の下に隠れている様子からも想像出来る通り、自然の一部を切り取った水槽レイアウトを制作することができるため、鑑賞面も満足いく水槽を楽しむことができます。

 

しかし、残念ながら流木はパーフェクトな存在というわけではなく、流木を入れるデメリットもあります。

ここからは、デメリットについても解説いたします。

流木を入れるデメリット

流木を入れることの代表的なデメリットとして、熱帯魚の体に傷が付いてしまう可能性と、水質が変化してしまうことが挙げられます。

 

まず、熱帯魚の体に傷が付いてしまう可能性として、アロワナなどの大型魚や金魚が挙げられます。

 

アロワナなどの大型魚に関しては、遊泳スペースを十分に設けることが重要です。

流木が水槽内でレイアウトされていると、場合によっては流木に体が触れてしまうと傷が付いてしまうかもしれません。

 

もし、アロワナ水槽に流木を入れるのであれば、なるべく高さを出さないように寝かせて配置することをおすすめします。

 

続いて金魚水槽に流木を入れることもあまりおすすめしません。

アフリカンシクリッドもそうですが、中性〜アルカリ性寄りの水質を好む熱帯魚や金魚にとっては、流木は不向きです。

 

金魚に関しては、アロワナ同様流木に触れてしまうと傷が付きそこから細菌感染を引き起こす可能性もありますので、十分注意して使用しましょう。

 

金魚飼育に丸い石が使われている理由は、こんなところに理由があることがわかります。